
「投球後に肘が痛いと言う」「投げるフォームがぎこちない」
「練習の後に肘が痛いと子どもが訴える」「投げるときに肘を伸ばしきれない様子がある」「肘の内側や外側を押すと痛がる」——岐阜市パーソナルジムTRESOにも、少年野球に取り組むお子さんの保護者の方から、肘の痛みについてのご相談をいただくことがあります。いわゆる「野球肘」は、投球動作の繰り返しによって肘の内側・外側・後方のいずれかに負担が集中し、痛みが生じる状態の総称として使われる言葉です。成長期は骨の中でも軟骨に近い部分(骨端線)がまだ柔らかく、この部分に負担がかかりやすいことが知られています。
肘の痛みが続く、腫れがある、肘を完全に伸ばせない・曲げられない、といった場合は、自己判断で練習を続けさせず整形外科(できればスポーツ整形)を受診していただく必要があります。TRESOは医療機関ではなく、野球肘そのものの診断・治療は行いません。この記事では、野球肘が起こりやすくなる要因について、一般的に知られている考え方を整理していきます。

野球肘が起こりやすくなる原因の考え方
野球肘の原因は一つに特定されているわけではありませんが、一般的に次のような要因が関わっていると考えられています。
投球数・投球頻度の負担
1日の投球数や週あたりの登板頻度が多いと、肘にかかる繰り返しの負担が蓄積しやすいとされています。各種野球連盟では年代別の投球数制限が設けられており、これに沿った運用が負担軽減の一つの目安として知られています。
投球フォームの癖
肘が下がった状態で投げる、体の開きが早いなど、フォームの癖があると肘や肩など特定の部位に負担が集中しやすいとされています。野球肩(投球障害肩)と同様、投球動作全体のバランスが崩れることで負担がかかる部位が変わってくると考えられています。
肩・体幹の柔軟性や連動性の不足
肩甲骨や股関節、体幹の使い方がうまく連動していないと、本来分散されるはずの負担が肘に集中しやすいとされています。テニス肘やゴルフ肘と同じく、肘だけでなく体全体の使い方が関わっているとされる点は共通しています。
休養不足・オーバーユース
痛みがあるまま投球を続けたり、休養日を十分に取らずに練習を重ねたりすると、組織が回復する前に次の負担が加わりやすくなるとされています。成長期は特に、休むタイミングの見極めが大切と考えられています。
日常でできる整え方の考え方
野球肘との向き合い方として、次のような取り組みが一般的に知られています。
- 痛みがあるときは投球を中止する:痛みを我慢して投げ続けることは避け、早めに休養を取る
- 投球数・登板間隔を守る:所属チームや連盟が定める年代別の目安を参考にする
- 肩甲骨・体幹の柔軟性を整える:肘だけでなく、投球動作全体に関わる部位のコンディションを整える
- フォームを定期的に見直す:指導者やトレーナーと一緒に投球動作を確認する
- 痛みが続く場合は自己判断で様子を見ない:スポーツ整形外科などの医療機関に相談する
野球肘の症状の出方や改善の度合いには個人差があり、すべてのお子さんに同じ経過をたどるわけではありません。自己判断で無理に投球を続けさせたり、痛みを我慢させたりすることは避け、気になる場合は早めに医療機関で相談してみることが大切です。

TRESOでの進め方
パーソナルジムTRESOでは、トレーナー1名に対して最大3名までの少人数制セミパーソナルで、お一人おひとりの体の使い方や柔軟性の状態を確認しながら、無理のないペースで体づくりのサポートを行っています。野球肘そのものの診断・治療は行っておりませんが、肩甲骨や体幹まわりの使い方を整えるアプローチを一緒に進めていきます。
体験トレーニングは通常4,000円(税込)でご案内していますが、毎月5名様限定で無料体験トレーニングも実施しています(全員対象ではなく先着5名様までとなりますので、あらかじめご了承ください)。まずはお気軽にお問い合わせください。
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よくある質問
Q1. 野球肘はTRESOで治療してもらえますか?
A. TRESOは医療機関ではなく、野球肘の診断・治療は行っておりません。肘の痛みが続く、腫れがある、肘を完全に伸ばせない・曲げられないといった場合は、スポーツ整形外科などの医療機関にご相談ください。TRESOでは肩甲骨・体幹まわりの使い方を整える運動習慣づくりをサポートしています。
Q2. 痛みがなければ投球を続けても大丈夫ですか?
A. 痛みがない場合でも、投球数や登板頻度の目安を守ることが大切とされています。成長期は骨端線に負担がかかりやすい時期のため、定期的にフォームや体の状態を確認することが望ましいと考えられています。※効果には個人差があります。
Q3. ストレッチをすれば野球肘は防げますか?
A. 柔軟性を整えることは負担軽減の取り組みの一つとされていますが、それだけで完全に予防できると確立されているわけではありません。投球数の管理やフォームの見直しとあわせて行うことが大切と考えられています。気になる場合は医療機関での確認をおすすめします。
監修者プロフィール
岡田 榮二(EIGI OKADA)/パーソナルジムTRESO岐阜店代表/理学療法士(国家資格)
- 保有資格:理学療法士(国家資格)
- 経歴:中部学院大学 卒業(2018年)。理学療法士として整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科でリハビリテーションに8年間従事。
- 専門領域:姿勢の崩れ、関節や筋肉の使い方の評価と改善アプローチ
- 本人メッセージ:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う。相手の些細な反応も見逃さないことを大切にしています」
※効果には個人差があります。TRESOは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
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