
はじめに
こんにちは。岐阜市のパーソナルジムTRESOです。
暑くなってくるこの時期、お客様からよくいただく相談があります。「夏になると食欲がなくなるのに痩せません」「毎年夏バテしてしまい、秋になると体重が増えています」「疲れやすくて運動する気になれません」といった声です。
実はこれ、多くの方が勘違いしています。夏は汗をかくため痩せやすい季節と思われがちですが、実際には夏に太る方も少なくありません。
今回はパーソナルトレーナーの視点から、夏バテで太る理由・疲れにくい体の作り方・健康的に痩せるための習慣について詳しく解説していきます。
夏バテで痩せたのは、脂肪が落ちたから?
結論:夏バテで体重が落ちた場合、脂肪だけでなく、水分や筋肉が減っていることもあります。体重の数字だけで「痩せた」と判断せず、食欲が戻ったあとに体重がどう動くかまで見ておくことが大切です。
食欲が落ちて食事量が減ると、エネルギーだけでなくタンパク質も不足しやすくなります。この状態が続くと筋肉量が落ち、秋になって食欲が戻ったときに体重が戻りやすくなることがあります。
夏バテで痩せたかどうかを見るときは、次の点もあわせてチェックしてみてください。
- 体重は減ったのに、ウエストや見た目はあまり変わっていない
- 階段や家事で前より疲れやすい、息が上がりやすい
- そうめんや冷たい飲み物など、タンパク質の少ない食事が続いていた
当てはまる場合は、脂肪よりも筋肉や水分が減っている可能性があります。食欲が戻ってからの体重管理は、ダイエット後のリバウンドを防ぐには?体重維持の考え方も参考にしてください。なお、食欲不振や体重減少が続く・急に体重が落ちたといった場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
夏に痩せる人と、痩せない人の違い
結論から言うと、夏に痩せる人は「代謝を落とさない工夫」を無意識にできている人です。具体的には、次の3つを日常の中で自然に行っています。
①こまめな水分補給で代謝を落とさない
喉が渇く前に少量ずつ水分を摂る習慣があり、慢性的な脱水による代謝低下を防いでいます。冷たい飲み物の一気飲みではなく、常温の水や麦茶を時間を分けて摂るのがポイントです。
②タンパク質を切らさず筋肉量を守る
食欲が落ちる時期でも、鶏むね肉や卵、豆腐などで最低限のタンパク質を確保しています。筋肉量が落ちると基礎代謝も一緒に下がってしまうため、麺類だけで済ませないよう意識しているのが特徴です。
③軽い運動を止めずに継続する
「暑いから今日は休む」を続けず、朝夕の涼しい時間帯にウォーキングやストレッチなど、負担の少ない運動を習慣として残しています。運動を完全に止めてしまうと、体が消費モードから省エネモードに切り替わりやすくなります。
逆に夏太りしやすい人は、暑さを理由に活動量が減り、そうめんやアイスなど糖質に偏った食事が続きやすい傾向があります。
食事量を減らしているのに痩せない方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
「食べないダイエットが逆効果になる理由」
なぜ夏は太りやすいのか?
①基礎代謝が低下しやすい
夏は外気温が高いため、体温を維持するためのエネルギー消費が少なくなります。さらに冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなることで活動量も低下します。その結果、消費カロリーが減り、筋肉を使う機会が減り、代謝が落ちるという状態になりやすいのです。
基礎代謝について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
「基礎代謝を上げるために本当に必要なこと」
②食事内容が偏る
暑い日はどうしてもそうめん、冷やし中華、アイス、ジュースなど糖質中心の食事になりがちです。食べる量は減っていても栄養バランスが崩れることで、筋肉量の低下・疲労感の増加・むくみなどにつながります。
糖質中心の食事が続くと、体重以上に気になるのがお腹周りの脂肪です。特に30代以降の女性は、ホルモンバランスや筋力低下の影響でぽっこりお腹が目立ちやすくなる傾向があります。
お腹周りがなかなか落ちない理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「ぽっこりお腹が改善しない本当の理由」
③睡眠の質が低下する
暑さによる寝苦しさは睡眠の質を大きく低下させます。睡眠不足になると食欲に関わるホルモンのバランスが乱れやすいとされ、食べ過ぎや疲れやすさにつながることがあります。
痩せる人が夏にやっていること
水分補給を意識している
暑い時期は、気づかないうちに水分が不足しがちです。喉が渇く前に少しずつ、食事からの水分も含めて補うことを意識しましょう。持病などで水分量に制限がある方は、主治医の指示を優先してください。
タンパク質をしっかり摂る
筋肉を維持するためにはタンパク質が必要です。おすすめは鶏むね肉・卵・魚・納豆・ヨーグルトなど。食欲がない時でも意識的に摂取することが大切です。
軽い運動を継続している
夏バテだからといって全く動かなくなると代謝はどんどん低下します。重要なのは激しい運動ではなく継続です。ウォーキング・ストレッチ・筋トレを無理のない範囲で続けることで体調も整いやすくなります。
実は姿勢も夏バテに関係している
TRESOでは姿勢評価を重視しています。猫背や巻き肩になると胸郭の動きが悪くなり、呼吸が浅くなる・疲れやすくなる・睡眠の質が低下するという問題が起こります。姿勢が崩れると見た目だけでなく、体調面にも大きな影響を与えます。
姿勢改善について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
「姿勢改善でダイエット効果が変わる理由」
TRESOが考える夏のダイエット
私たちは単純な体重減少を目的としていません。大切なのは、健康的に動ける体・疲れにくい体・リバウンドしにくい習慣を作ることです。そのために姿勢評価・運動指導・栄養指導・ライフスタイル指導を組み合わせながらサポートしています。
よくある質問(FAQ)
Q. 夏に痩せる人と太る人、一番の違いは何ですか?
A. 水分補給・タンパク質摂取・軽い運動の3つを止めずに続けられているかどうかです。どれか一つが欠けるだけでも代謝は落ちやすくなります。※効果には個人差があります。
Q. 夏バテで痩せたのに、あとで太ってしまうのはなぜですか?
A. 食欲低下による体重減少には、脂肪だけでなく筋肉や水分の減少が含まれていることがあります。秋以降に食欲が戻ると、筋肉が減った分だけ消費エネルギーも下がりやすく、体重が戻りやすくなることがあります。
Q. 暑くて運動する気になれない時はどうすればいいですか?
A. 無理に負荷の高い運動をする必要はありません。エアコンの効いた室内でのストレッチや、涼しい時間帯の短いウォーキングなど、続けられる範囲から始めることが大切です。TRESOでは一人ひとりの体力や生活リズムに合わせて運動内容をご提案しています。
まとめ
夏バテで太る人には、活動量が減る・栄養が不足する・睡眠の質が低下する・姿勢が崩れるという共通点があります。夏バテで体重が落ちたときも、筋肉と水分を守る習慣を続けることが、秋以降に体重を戻さないポイントです。※効果には個人差があります。
「自己流ダイエットで結果が出ない」「疲れやすくて運動が続かない」「健康的に痩せたい」という方はぜひ一度TRESOへご相談ください。
TRESOでは姿勢評価・運動指導・栄養サポートを組み合わせ、一人ひとりに合ったプログラムをご提案しています。まずはお気軽に体験・ご相談ください。
この記事の監修:岡田 榮二(EIGI OKADA)
岐阜店代表|理学療法士(国家資格)
岐阜市のパーソナルジムTRESOで岐阜店代表を務める理学療法士。身体の動きを医療的な視点で分析し、一人ひとりに合わせて無理のない範囲で身体づくりをサポートします。
保有資格・経歴
理学療法士(国家資格)/中部学院大学 卒業(2018年)。リハビリに8年従事し、整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科で臨床を経験。指導では「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う」「相手の些細な反応も見逃さない」ことを大切にしています。
専門・得意領域
姿勢・動作の分析/運動再開のサポート/腰・膝・肩まわりのコンディショニング/運動が苦手な方・久しぶりの方への導入
※当ジムは医療機関ではなく、診断・治療などの医療行為は行いません。※効果には個人差があります。