
「最近、親の歩くスピードが落ちてきた」「家にいることが増えて、足腰が弱らないか心配」——離れて暮らす親や、同居している親の運動について、家族から相談をいただくことがあります。
結論:相談先は、親御さんの今の状態で変わります。持病や痛みがあるならまずかかりつけ医、介護や生活面の不安があるなら住んでいる地域の地域包括支援センター、医師から運動を止められておらず一人で通える状態なら、身体の状態を確認しながら進めるジムが選択肢になります。※効果には個人差があります。
- 持病・痛み・服薬がある場合は、まずかかりつけ医に運動してよいかを確認する
- 介護保険や介護予防の相談は、地域包括支援センターが窓口になる
- ジムを選ぶなら、最初に身体の状態を確認し、無理に追い込まない所を選ぶ
- 本人が「行ってみたい」と思えるかどうかも、続けるうえで大切

高齢の親の運動は、どこに相談すればいい?
「医療の確認が必要か」「介護の支援が必要か」「自分で通って運動できるか」の3つで、相談先を分けると迷いにくくなります。
| 親御さんの状態 | 主な相談先 | 相談できること |
|---|---|---|
| 持病がある・痛みやしびれがある・最近転んだ | かかりつけ医・整形外科など | 運動してよいか、避けたほうがよい動きはあるか |
| 生活動作に不安がある・介護が必要かもしれない | 地域包括支援センター(介護認定を受けている場合はケアマネジャー) | 介護予防の取り組みや、介護保険サービスの利用 |
| 医師から運動を止められておらず、一人で通える | 身体の状態を確認しながら進めるジム | 体力や動きに合わせた運動の内容と続け方 |
地域包括支援センターは、高齢の方の介護・福祉・健康の相談を受ける公的な窓口で、市町村ごとに設置されています(出典:厚生労働省「地域包括ケアシステム」)。どこが担当かは、お住まいの市町村の窓口で確認できます。
高齢の親には、どんな運動が勧められている?
歩くなどの日常的な身体活動に加えて、筋力トレーニングとバランスなどを組み合わせた運動が勧められています。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、高齢者に向けて、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日40分以上(1日約6,000歩以上が目安)、筋力トレーニングを週2〜3日、バランス・柔軟性なども含む多要素な運動を週3日以上行うことが推奨されています。あくまで目安で、今の体力や持病によって、できる範囲から始めることが前提です。
- 歩く習慣:買い物や散歩など、生活の中で動く時間を増やす
- 脚・お尻の筋力トレーニング:椅子からの立ち座りなど、生活動作に近い運動から始める
- バランスの運動:つかまる場所がある所で、片脚立ちなどを短時間行う
つまずきやすさが気になる方は歩いていてつまずきやすい・バランスが不安定な方への記事も参考になります。

高齢の親が通うジムはどう選ぶ?選び方チェックリスト
体験の前に、次の7点を確認しておくと安心です。
- 最初にカウンセリングと身体チェックがあるか:持病・服薬・痛みを把握しないと、安全な内容を決められないため
- 医療の知識を持つトレーナーがいるか:体調の変化に気づき、受診を勧める判断が必要になるため
- いきなり追い込まず、段階的に進めるか:急な負荷は、転倒や痛みのきっかけになりやすいため
- 目が届く人数か:フォームや顔色の変化を見落とされにくいため
- 通いやすい場所か(送迎・駐車場・段差):家族の送迎や移動の負担が、続けやすさに直結するため
- 体調が悪い日の休み方や振替の説明があるか:無理をして来なくてよい仕組みが安心につながるため
- 家族が体験に同席・相談できるか:本人が伝えきれない不安を、家族から補足できるため
一般的なマンツーマンのパーソナルジムは、1対1で細かく見てもらえる一方、料金は高めになりやすい傾向があります。リハビリが終わった後の通い先として考える場合はリハビリ後に続けて通えるジムの選び方、理学療法士の在籍を重視する場合は理学療法士がいるパーソナルジムの選び方も参考になります。
パーソナルジムTRESOは、高齢の親の運動先に向いている?
一人で通えて、医師から運動を止められていない方には合いやすい一方、介護の支援が必要な方などには向いていません。
岐阜市のパーソナルジムTRESOは、少人数制のセミパーソナル(トレーナー1名に最大3名)で、医療国家資格や専門資格を持つトレーナーが一人ひとりの身体の状態を確認しながら進めます。いきなり追い込まず、まず身体を整える→正しい動かし方を身につける→目的に合わせて進める、という順番です。理学療法士の岡田榮二は、整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外ほぼ全科のリハビリに8年従事してきました。
向いている人
- 医師から運動を止められておらず、一人で通える方
- 「運動したいけれど、何から始めればいいか分からない」「痛みが出ないか不安」という方
- 完全マンツーマンより通いやすい料金と雰囲気で、続けたい方
向いていない人
- 完全マンツーマンだけを希望する方(トレーナー1名に最大3名の少人数制です)
- 痛みやしびれが強いなど、医療機関での診断や治療が必要な状態の方
- 介護保険サービスのような、送迎や生活の介助を必要とする方
所在地はビルの2階です。移動や階段に不安がある場合は、体験の前にご相談ください。TRESOは医療機関ではないため、診断・治療は行いません。※効果には個人差があります。
| 所在地 | 岐阜県岐阜市高岩町6番地 2階 |
|---|---|
| アクセス | 名鉄岐阜駅から車で約5分(徒歩約20分)/JR岐阜駅から車で約6分(徒歩約23分) |
| 駐車場 | ビル1階に2台。満車時は近隣の提携コインパーキングを利用可 |
| 営業時間 | 月・水〜金 9:00〜22:00/土・日・祝 10:00〜19:00(火曜定休) |
| 指導体制 | 少人数制セミパーソナル(トレーナー1名に最大3名) |
| トレーナー | 理学療法士などの医療国家資格や、NSCA-CSCS/NASM-CESなどの専門資格を持つトレーナー |
| 月額(税込) | ライト11,000円(月2回)/スタンダード16,000円(月4回)/プレミアム30,000円(月8回) |
| 入会金(税込) | 20,000円 |
体験は次の流れで進めます(総所要50分)。ご家族の付き添いや同席のご希望も、事前にお伝えください。
- カウンセリング:持病、服薬、痛みのある場所、運動歴、ご本人とご家族の希望をお聞きします
- 身体チェック:立ち座りや歩き方、姿勢、関節の動きを確認します
- 体験トレーニング:無理のない範囲で、少人数の雰囲気も含めて体感していただけます
- フィードバック:今後の進め方と、コース・料金のご説明をします
初回体験は総所要50分(カウンセリング・身体チェック・体験トレーニング・フィードバック込み)で、通常4,000円(税込)、入会金は20,000円(税込)です。 ※体験当日にご入会の場合、体験料・入会金が無料(各コース毎月3名まで。当日ご入会でない場合は体験料4,000円、後日のご入会は特典の対象外です)。
親御さんの運動について相談したい方へ|身体の悩みを相談する(LINE)
よくある質問
Q1. 高齢の親に運動をさせたいとき、最初にどこに相談すればいいですか?
A. 持病や痛みがある場合はかかりつけ医、介護や生活面の不安がある場合は地域包括支援センターが最初の相談先です。運動を止められておらず一人で通えるなら、身体の状態を確認しながら進めるジムも選択肢になります。
Q2. 70代・80代から筋トレを始めても大丈夫ですか?
A. 医師から止められていなければ、高齢の方にも筋力トレーニングは勧められています。ただし体力や持病によって合う内容が違うため、椅子からの立ち座りなど軽い運動から始めましょう。
Q3. 親が運動を嫌がる場合はどうすればいいですか?
A. 無理に勧めるより、「散歩についていく」「体験だけ一緒に行く」など、本人が負担に感じない形から始めるのがおすすめです。何が不安なのかを先に聞いておくと、相談先も選びやすくなります。
出典
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html
- 厚生労働省「地域包括ケアシステム」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
監修:パーソナルジムTRESO(医療国家資格トレーナー)
監修者プロフィール
岡田 榮二(EIGI OKADA)/パーソナルジムTRESO岐阜店代表/理学療法士(国家資格)
- 保有資格:理学療法士(国家資格)
- 経歴:中部学院大学 卒業(2018年)。理学療法士として整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科でリハビリテーションに8年間従事。
- 専門領域:身体の使い方・関節や筋肉の状態の評価と、無理のない運動の進め方
- 本人メッセージ:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う。相手の些細な反応も見逃さないことを大切にしています」
※効果には個人差があります。TRESOは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。