
「長く座っていると脚の付け根がつっぱる」「立ち上がる瞬間に鼠径部がピリッとする」
「デスクワークで長時間座った後、立ち上がると脚の付け根(鼠径部)がつっぱるように感じる」「歩き出しや階段の上りはじめに、鼠径部の奥がピリッとする」——岐阜市パーソナルジムTRESOにも、こうした鼠径部まわりの痛み・違和感についてのご相談をいただくことがあります。強い痛みではなくても、繰り返し感じると歩くことや座ることが少し億劫になってしまう方も少なくありません。
鼠径部の痛みや違和感は、股関節そのものの問題だけでなく、股関節を曲げる筋肉(腸腰筋)の緊張や、座り姿勢の癖など複数の要因が重なって起こると考えられています。安静にしても痛みが強く続く場合や、腫れ・熱感を伴う場合は整形外科での評価が必要になることもありますが、まずは一般的に知られている原因の考え方を整理していきます。

鼠径部の痛み・違和感が起こりやすくなる原因の考え方
鼠径部の痛みや違和感が起こりやすくなる背景には、諸説ありますが、一般的に次のような要因が関わっていると考えられています。
長時間の座り姿勢による腸腰筋の緊張
股関節を曲げる働きを持つ腸腰筋という筋肉は、座っている間ずっと縮んだ状態が続きやすいとされています。デスクワークなどで座る時間が長いと、この筋肉が硬くこわばりやすくなり、立ち上がった瞬間や歩き出しに鼠径部の違和感として現れることがあると言われています。座り姿勢と腰の負担についてはデスクワークで腰が痛い方へもあわせてご覧ください。
股関節の可動域の狭さとの関係
股関節まわりの筋肉が硬くなり動きの範囲が狭くなると、日常動作の中で鼠径部に負担が集中しやすくなると考えられています。股関節の硬さ・詰まり感については股関節の硬さ・詰まりの整え方で扱っていますので、あわせてご参照ください。
もも裏(ハムストリングス)の硬さとの関係
もも裏の筋肉が硬いと、骨盤が後ろに傾きやすくなり、股関節を曲げる動作の際に鼠径部まわりへの負担が増えやすいとされています。もも裏の硬さについてはもも裏の硬さ・前屈が苦手な方へもご参照ください。
急な運動・方向転換による筋肉の伸張
普段あまり運動をしない方が急にダッシュや方向転換を伴う動きをすると、内転筋や腸腰筋に急激な負荷がかかり、鼠径部の痛みにつながることがあるとされています。
日常でできる整え方の考え方
痛みが強い時期に無理に大きく脚を動かすことは避けつつ、痛みのない範囲で今の身体の状態を確認しながら、以下のような取り組みを重ねていく考え方が一般的です。
- 座りっぱなしを避ける:1時間に一度程度は立ち上がり、股関節を軽く動かして腸腰筋の緊張をリセットする
- 股関節前面を痛みのない範囲で伸ばす:立った姿勢から片脚を後ろに引き、股関節の前側が心地よく伸びる程度で行う
- もも裏を無理なく伸ばす:椅子に座り片脚を伸ばして、痛みのない範囲で上体を軽く前に倒す
- 股関節を大きく使う動きは徐々に慣らす:久しぶりの運動はウォーキングなど負担の少ない動きから始める
なお、安静にしても痛みが強く続く、腫れや熱感がある、体重をかけると強い痛みが出るといった場合は、自己判断せず整形外科などの医療機関に相談することをおすすめします。

TRESOでの進め方
パーソナルジムTRESOでは、トレーナー1名に対して最大3名までの少人数制セミパーソナルで、お一人おひとりの身体の状態を確認しながら無理のないペースで運動を進めています。鼠径部の違和感が気になる方には、座り姿勢の癖や股関節・もも裏の硬さも含めて一緒に確認しながらアプローチしていきます。
体験トレーニングは通常4,000円(税込)でご案内していますが、毎月5名様限定で無料体験トレーニングも実施しています(全員対象ではなく先着5名様までとなりますので、あらかじめご了承ください)。まずはお気軽にお問い合わせください。
鼠径部の痛み・脚の付け根の違和感を整えたい方へ|岐阜市パーソナルジムTRESOの無料カウンセリングを予約する(30秒で完了)
よくある質問
Q1. 鼠径部の痛みは放置しても大丈夫ですか?
A. 軽い違和感で日常生活に支障がない場合は座り姿勢や股関節の硬さを見直すこともできますが、痛みが強い、腫れや熱感がある、体重をかけると痛むといった場合は自己判断せず整形外科の受診をおすすめします。
Q2. ストレッチをすれば鼠径部の痛みは治りますか?
A. ストレッチだけで必ず解消するとは言い切れません。座り姿勢の癖や股関節・もも裏の硬さなど複数の要因が関わるため、少しずつ整えていく考え方が一般的です。※効果には個人差があります。
Q3. TRESOでは鼠径部の痛みの治療をしてもらえますか?
A. TRESOは医療機関ではなく、鼠径部そのものの診断・治療は行っておりません。座り姿勢や股関節・もも裏の使い方を整えるサポートを行っており、強い痛みについては整形外科にご相談ください。
監修者プロフィール
岡田 榮二(EIGI OKADA)/パーソナルジムTRESO岐阜店代表/理学療法士(国家資格)
- 保有資格:理学療法士(国家資格)
- 経歴:中部学院大学 卒業(2018年)。理学療法士として整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科でリハビリテーションに8年間従事。
- 専門領域:姿勢・歩き方の崩れ、関節や筋肉の使い方の評価と改善アプローチ
- 本人メッセージ:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う。相手の些細な反応も見逃さないことを大切にしています」
※効果には個人差があります。TRESOは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。気になる痛みや症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。