
「肩甲骨はがしをしても戻る」――岐阜市で猫背改善を探している方へ
岐阜市のパーソナルトレーニングジムTRESOの岡田です。「鏡に映った自分の背中の丸みにハッとした」「肩甲骨はがしやストレッチをしても、数日でまた元の姿勢に戻ってしまう」――そんなご相談をよくいただきます。
理学療法士として病院で8年間、姿勢や動作を分析してきた経験から言えるのは、猫背が戻りやすいのは、肩甲骨まわりだけでなく「胸椎(背骨の胸の部分)」の動きにも原因があることが多い、ということです。

猫背が肩甲骨はがしだけでは戻ってしまう原因
頭の重さを支えきれず、筋肉が疲労し続ける
頭の重さはボーリングの球ほど(約5〜6kg)あるといわれます。頭が背骨の真上に乗っていれば骨で支えられますが、デスクワークやスマホ操作で頭が前に出る姿勢が続くと、首や肩の筋肉が頭を後ろから支え続けることになります。肩甲骨まわりをほぐしても、頭が前に出る姿勢そのものが変わらなければ、支える筋肉はまた緊張し、コリが戻りやすくなると考えられています。
動いていないのは「胸椎」であることが多い
背骨は首(頚椎)・胸(胸椎)・腰(腰椎)でゆるやかなS字カーブを描き、頭の重さを分散させています。猫背の方の多くは、この中の胸椎の動きが乏しくなり、丸まったまま固まりやすい状態です。胸椎が動きにくいまま無理に胸を張ろうとすると、代わりに腰を反らせて代償し、一見姿勢が良く見えても腰に負担がかかる「隠れ猫背」につながることがあります。
- 胸を張ろうとすると腰が痛くなる
- 仰向けで寝ると背中の上の方が浮く
- 肋骨の下側が開いて見える

呼吸が浅くなり、疲れが抜けにくくなることも
胸椎の動きが乏しく肋骨が広がりにくいと、呼吸が浅くなりやすいといわれています。呼吸の深さは自律神経のバランスとも関係すると考えられており、「夜、なかなか寝つけない」「朝から疲れが抜けない」といったお悩みにつながっているケースもあります。
猫背の整え方:緩める→動かす→安定させる
Step1. 胸まわりを緩める
縮こまりやすい大胸筋・小胸筋を、ストレッチやトレーナーの徒手的なアプローチで丁寧に緩めます。ここが硬いままだと、背中を鍛えようとしてもブレーキがかかった状態になりやすいためです。

Step2. 胸椎を動かす
ストレッチポールなどを使い、背中を反らせる・捻るといった動きを繰り返し、胸椎が本来持っている可動域を少しずつ取り戻していきます。

Step3. 姿勢を支える筋肉を働かせる
胸椎が動くようになったら、僧帽筋下部や前鋸筋など、姿勢の維持に関わる筋肉を働かせるトレーニングを行います。これらは猫背の方だと使えていないことが多い筋肉です。自己流だと反り腰など別の負担を生みやすいため、トレーナーが動きを確認しながら進めます。

オフィスでできる胸椎のセルフケア
TRESOに通う前にできる、簡単なセルフケアもご紹介します。
- 椅子に浅く座り、頭の後ろで手を組む
- 肘をできるだけ外に開く
- 息を吸いながら、みぞおちから上を天井に向けるように胸を反らせる(腰ではなく胸から反るイメージ)
- 限界まで反ったら、息を吐きながら力を抜く
- 1時間に1回、3回程度を目安に
肩をすくめず、首を長く保ったまま行うのがポイントです。強い痛みが出る場合は無理をせず中止してください。

肩甲骨はがし・セルフストレッチ・TRESOの違い
| 選択肢 | 得意なこと | 注意したい点 |
|---|---|---|
| 肩甲骨はがし・整体 | その場で背中が軽くなる感覚を得やすい | 胸椎の可動域自体は変わりにくく、繰り返しやすい |
| セルフストレッチ | 手軽に毎日続けられる | フォームの確認役がおらず、代償動作に気づきにくい |
| TRESO(セミパーソナル) | 胸椎の評価+緩める・動かす・安定させる一連のプログラム | 通う頻度・継続が前提 |
TRESOでの猫背改善の進め方
TRESOでは、トレーナー1名対お客様最大3名のセミパーソナルで、胸椎の可動域チェックから始め、緩める・動かす・安定させるの順でメニューを組み立てます。フォームの崩れがないか常に確認しながら進めるため、運動初心者の方も安心して取り組めます。月額16,000円〜(月4回プラン)。※効果には個人差があります。
よくある質問
Q1. 何歳からでも姿勢は変わりますか?
A. 年齢に関わらず取り組んでいる方はいらっしゃいますが、変化の感じ方には個人差があります。まずは体験でご自身の胸椎の動きの状態を確認してみてください。
Q2. 猫背と一緒に肩こりや頭痛もあるのですが相談できますか?
A. 猫背・肩こり・頭痛は関連していることが多いため、あわせてご相談いただけます。強い頭痛やしびれがある場合は、まず医療機関の受診をおすすめします。
Q3. 自宅でのセルフケアだけでは不十分ですか?
A. セルフケアも有効ですが、フォームの確認や進め方の調整が難しい場合があります。一人で続けても変化を感じにくいときは、一度専門家の評価を受けることをおすすめします。
まとめ:胸椎から、戻らない姿勢づくりを
肩甲骨はがしをしてもすぐ戻ってしまう猫背は、胸椎の動きが関係しているかもしれません。まずは体験トレーニングで、ご自身の背骨の状態を一緒に確認してみませんか。
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この記事の監修:岡田 榮二(EIGI OKADA)
岐阜店代表|理学療法士(国家資格)
岐阜市のパーソナルトレーニングジムTRESOで岐阜店代表を務める理学療法士。身体の動きを医療的な視点で分析し、一人ひとりに合わせて無理のない範囲で身体づくりをサポートします。
保有資格・経歴
理学療法士(国家資格)/中部学院大学 卒業(2018年)。リハビリに8年従事し、整形外科・スポーツ分野を中心に、小児以外のほぼ全科で臨床を経験。指導では「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う」「相手の些細な反応も見逃さない」ことを大切にしています。
専門・得意領域
姿勢・動作の分析/運動再開のサポート/腰・膝・肩まわりのコンディショニング/運動が苦手な方・久しぶりの方への導入
※当ジムは医療機関ではなく、診断・治療などの医療行為は行いません。※効果には個人差があります。
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