ブログ一覧に戻る 2026.07.01

肩こり・巻き肩が改善しない本当の原因と対策|岐阜市パーソナルトレーニングジムTRESO

「マッサージを受けても翌日にはまた凝り固まる」「ストレッチを続けているのに肩こりが取れない」――岐阜市のパーソナルトレーニングジムTRESOには、こうした訴えを持つ方が少なくありません。

肩こりは「その場をほぐす」だけでは根本的に変わりません。なぜなら多くの場合、肩周囲の筋肉が凝り固まるのは、姿勢や動きのパターンそのものに問題があるからです。この記事では、理学療法士・岡田榮二の視点から、肩こり・巻き肩が改善しない根本原因と、TRESOで取り組む改善の流れをお伝えします。

肩こりが改善しない本当の理由

肩こりを「肩の筋肉の問題」だけとして捉えると、対処が浅くなります。臨床的に見ると、次の3つの要因が複合的に絡んでいることがほとんどです。

①前傾頭位(スマートフォン姿勢)による頸部負荷の増大

頭部は成人で約4〜6kgあります。耳の位置が肩の真上にある理想的な姿勢では頸椎への負荷はほぼ頭部重量と同等ですが、頭が前に出るにつれて首への力学的負荷は急増します。整形外科医Hansraj KKの研究(Surg Technol Int, 2014)によれば、頭が15°前傾すると頸椎への力学的負荷は約12kgに相当し、60°前傾では約27kgに達すると試算されています。

スマートフォンやパソコン作業が日常化した現代では、この「前傾頭位」が慢性化しやすく、首・肩・背中の筋肉が常に過緊張状態に置かれます。

②胸椎(胸部の背骨)の可動域低下

肩を滑らかに動かすためには、肩関節だけでなく胸椎の伸展・回旋可動性が不可欠です。長時間のデスクワークや座位姿勢の習慣化により胸椎が屈曲位に固まると、肩甲骨の動きが制限され、肩関節周囲の筋肉に代償的な負担がかかります。胸椎の可動性低下は肩こりだけでなく、腰痛や肩関節の問題にも関与することが複数の研究で報告されています。

③巻き肩による肩甲骨周囲筋の機能不全

巻き肩(肩が内巻きになった状態)では、前鋸筋・僧帽筋中下部など肩甲骨を安定させる筋肉の活動が低下します。一方で小胸筋や僧帽筋上部が過緊張しやすく、筋肉の「使いすぎ vs. 使えていない」アンバランスが慢性的な肩こりを生みます。マッサージで一時的に緩んでも、この筋バランスが変わらない限り、数日で同じ状態に戻ってしまいます。

肩こり・巻き肩に対する科学的なアプローチ

原因が姿勢・可動域・筋バランスにある以上、改善には「緩める」だけでなく「動かす・鍛える」の両輪が必要です。

胸椎モビリティエクササイズ

フォームローラーや手をついた四つ這い姿勢から胸椎を伸展・回旋させるエクササイズは、固まった胸椎の可動性回復に有効です。ただし腰椎への代償動作が起きやすいため、正しいフォームの指導が重要です。

肩甲骨安定化トレーニング

前鋸筋・僧帽筋中下部を選択的に活性化するエクササイズ(ウォールスライド、フェイスプルなど)は、巻き肩の姿勢を改善しながら肩甲骨の動的安定性を高めます。肩関節機能改善において肩甲骨周囲筋の強化は一般的に推奨されています。

姿勢習慣の見直し

エクササイズの効果を日常生活に定着させるには、座り方・スマートフォンの持ち方・睡眠時の姿勢など生活習慣の修正も欠かせません。運動の時間だけ意識しても、1日の大半を過ごす姿勢が変わらなければ効果は限定的です。

TRESOでの肩こり改善の進め方

TRESOでは、初回体験時に姿勢と動作を丁寧に確認したうえで、個人差に合わせたプログラムを設計します。「胸椎は動くが前傾頭位が強い方」「巻き肩はあるが胸椎は比較的動く方」では、トレーニングの優先順位が変わります。マニュアルどおりの「肩こりプログラム」ではなく、なぜその動きをするのかを理解してもらいながら進めることを大切にしています。

理学療法士・岡田の「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う」という姿勢のもと、些細な動きの変化も見逃さず継続的にサポートします。少人数制のセミパーソナル形式のため、一人ひとりに向き合う時間を確保できます。

なお、TRESOは医療機関ではないため、診断や治療は行っておりません。痛みや医療的な問題がある場合は、まず医療機関への受診をご検討ください。

※効果には個人差があります。

▶ トレーニングについて詳しくはこちら:TRESOのトレーニング記事一覧
▶ 姿勢や生活習慣の改善サポートについて:TRESOのライフスタイルアドバイス
▶ 正しいスクワットと姿勢の関係:スクワットで前ももが太くなる?岐阜・ヒップアップ

よくある質問

Q1. 肩こりは何回くらい通えば変化を感じられますか?

個人差が大きく、4〜8回を目安にすることもありますが、通う頻度や日常生活の習慣によって差があります。※効果には個人差があります。

Q2. マッサージとの違いは何ですか?

マッサージは筋緊張を一時的に緩める効果がありますが、TRESOでは「なぜ筋肉が緊張するのか」という姿勢・動作の根本にアプローチします。緩めるだけでなく、弱い部分を鍛えて肩こりを起こしにくい身体づくりを目指します。

Q3. 運動が初めてでも大丈夫ですか?

はい。TRESOは運動初心者の方が多く、20〜70代の幅広い方が通っています。無理のない負荷から段階的に進めますのでご安心ください。

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この記事の監修:岡田 榮二(EIGI OKADA)

岐阜店代表・理学療法士(国家資格)
中部学院大学 2018年卒。理学療法士としてリハビリ8年従事。整形外科・スポーツ中心、小児以外ほぼ全科で臨床経験。

指導方針:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う」「相手の些細な反応も見逃さない」

専門:姿勢・動作の分析 / 運動再開のサポート / 腰膝肩のコンディショニング

※当ジムは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。
※効果には個人差があります。

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