
腕を上げたときや、パソコン作業中に「腕がだるい」「指先がジンジンする」「肩から腕にかけて重さが取れない」と感じたことはないでしょうか。
こうした症状が続く場合、胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)と呼ばれる状態が関係していることがあります。当ジムには、この症状で長期間悩まれてきた方が岐阜市内外からご来館いただいています。
この記事では、胸郭出口症候群の概要・原因・TRESOでの整え方をご紹介します。なお、当ジムは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。症状が強い場合は必ず医療機関をご受診ください。
胸郭出口症候群とは
胸郭出口症候群とは、鎖骨と第一肋骨の間・前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋三角)・小胸筋の下などにある「胸郭出口」という隙間で、腕へ向かう神経(腕神経叢)や血管(鎖骨下動静脈)が圧迫・牽引されることで起こる症状の総称です。
主な症状としては、次のようなものが挙げられます。
- 腕・手・指のしびれや痛み(特に小指・薬指側に出やすい)
- 腕を上げると症状が強くなる
- 肩・首・首筋のこりや重さ
- 腕の倦怠感・力が入りにくい感覚
神経型(neurogenic TOS)が症例の大半を占めるとされており、整形外科・神経内科でも診断が難しい疾患のひとつです(Hooper TL et al., J Manual & Manipulative Therapy, 2010)。
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なぜ姿勢の乱れが症状につながるのか
胸郭出口症候群を引き起こしやすい要因のひとつが姿勢の乱れです。特にデスクワークやスマホの長時間使用により、次のような変化が起こりやすくなります。
1. 巻き肩・肩の前方変位
肩が前に入り込む姿勢(巻き肩)が続くと、小胸筋が短縮し、腕神経叢の通り道が狭くなりやすくなります。
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2. 肩甲骨の下制・外転
肩甲骨が外側に広がり、かつ下がった状態が続くと、鎖骨と第一肋骨の間隔が狭くなり、神経・血管への圧迫が生じやすくなります。
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3. 頸部(首)のアライメント不良
頭部が前方に突き出た「前頭位」の姿勢では、斜角筋に持続的な緊張が加わり、斜角筋三角を通る神経・血管が圧迫を受けやすくなります。
TRESOでの整え方の考え方
TRESOでは、理学療法士・柔道整復師・NSCA-CSCSなどの国家資格・国際資格を持つスタッフが、お一人おひとりの姿勢・動作・筋肉の使い方を丁寧に評価したうえで、以下のようなアプローチを組み合わせています。
① 姿勢評価とアライメントの確認
まず立位・座位での姿勢を評価し、肩甲骨の位置・頸部のアライメント・肩の前方変位の程度を確認します。症状に影響している姿勢上の要因を特定することが出発点です。
② 短縮した筋肉へのアプローチ
小胸筋・斜角筋・胸鎖乳突筋など、圧迫に関係しやすい筋肉の柔軟性向上を目的としたストレッチや、セルフケア指導を行います。
③ 肩甲骨まわり・胸椎の動きを引き出すトレーニング
肩甲骨を正しい位置に保つための菱形筋・僧帽筋中・下部線維のトレーニング、胸椎の伸展可動域を引き出すエクササイズを取り入れます。
④ 日常生活での姿勢・動作の指導
デスクワーク中の座り方・モニターの高さ・腕の置き方など、日常の動作習慣の見直しもあわせてサポートします。
※当ジムは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。症状が強い場合や、筋力低下・血流障害が疑われる場合は医療機関をご受診ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 胸郭出口症候群と診断されていなくてもTRESOに通えますか?
はい、診断の有無に関わらずご相談いただけます。「腕がしびれる」「肩が重い」などの症状を抱えている方でも、まず無料体験でお体の状態を確認させていただきます。ただし、症状が強い場合や医療的判断が必要な場合は、まず整形外科・神経内科への受診をお勧めします。
Q2. トレーニングで症状が悪化しませんか?
理学療法士・柔道整復師が在籍しているため、症状の状態に応じた負荷設定・動作選択を行います。症状を悪化させないよう慎重に進めますが、体の反応には個人差があります。変化を感じたらすぐにお伝えください。※効果には個人差があります。
Q3. 何回通えば変化を感じられますか?
姿勢や動作習慣の変化には一定の期間が必要で、個人差があります。まず無料体験でお体の状態を確認し、担当スタッフとご相談ください。※効果には個人差があります。
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岐阜市パーソナルジムTRESOでは、理学療法士・柔道整復師が在籍。姿勢・動作を丁寧に評価し、お一人おひとりに合わせたアプローチをご提案します。
この記事の監修:岡田 榮二(EIGI OKADA)
岐阜店代表 / 理学療法士(国家資格)
- 中部学院大学 2018年卒
- リハビリ8年従事(整形外科・スポーツ中心、小児以外ほぼ全科で臨床経験)
- 専門:姿勢・動作の分析、運動再開のサポート、腰・膝・肩のコンディショニング
- 指導方針:「対応する方は全員、自分の家族だと思って向き合う」「相手の些細な反応も見逃さない」
※当ジムは医療機関ではなく、診断・治療は行いません。
※効果には個人差があります。